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ブログ

2025-06-12 17:44:00

脳画像から鬱病など客観的に診断できることがある。

最近の研究で、中高年で発症するうつ病や双極性障害が、認知症の初期段階である可能性が指摘されています。その背景には、タウやアミロイドβという異常タンパク質の脳内蓄積が関係していることが分かりました。
タウタンパク質は神経細胞の機能を安定させる役割がありますが、異常に蓄積されると細胞に害を及ぼし、認知症や気分障害の原因になることがあるのです。研究では、気分障害を持つ中高年の患者が健常者に比べ、異常タンパク質が約4. 8倍多く蓄積していることが判明しました。さらに、これらの症状が現れる約7年前に、脳内でのタンパク質蓄積が始まっている可能性があるため、早期診断と治療が非常に重要になってきています。科学技術の進歩により、これらのタンパク質を可視化するPET技術が開発され、認知症の予防につながる新しい治療法の期待が高まっています。
大切なのは、気分障害を軽視せず早期対応することで、患者自身はもちろん、家族や介護者の負担軽減にもつながる点ですね。未来の医療に期待が膨らみます。
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