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2025-04-23 08:26:00
障害者雇用
障害者雇用は法定雇用率の引き上げにより拡大していますが、離職率の高さや業務とのミスマッチが課題となっています。例えば、2024年には民間企業で雇用される障害者の数が前年比5.5%増の約67万人に達し、精神障害者の割合が増加傾向にあります。
しかし、障害者の入社後1年以内の離職率は40~50%と高く、特に精神障害者の定着率が低いことが指摘されています。企業側では、障害者に適した業務の切り出しや就業場所の確保が課題となっており、働き手にとっても意に沿わない仕事が負担となることがあります。
一部の企業では、障害者雇用の専門組織を設けたり(特例子会社かな?)、遠隔操作可能なアバターを導入するなど、個々の適性に合わせた取り組みが進められています。これらの努力が、障害者雇用の質を向上させる鍵となりそうです。