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2025-05-14 08:15:00
産業
日本たばこ産業（JT）は、約40年間続けてきた医薬事業から撤退し、加熱式たばこ事業に経営資源を集中させる方針を発表しました2。この決定に伴い、JT傘下の鳥居薬品を塩野義製薬が買収することになり、買収総額は約1600億円規模と見込まれています。
JTは1987年に医薬事業へ参入し、アトピー性皮膚炎や花粉症の治療薬などを手がけてきましたが、研究開発費の負担増や薬価引き下げによる収益低迷が続いていました。そのため、経営資源を本業のたばこ事業に集中させることを決断し、特に加熱式たばこへの投資を強化する方針です。
この動きは、日本の製薬業界の再編にも影響を与える可能性があり、塩野義製薬は鳥居薬品の買収を通じて販売網を拡大し、感染症治療薬などの分野での競争力を強化する狙いがあります。
JTの戦略転換について、どう思いますか？たばこ業界の今後の動向にも影響を与えそうですね。
