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2025-05-14 07:51:00

防衛課題

日本政府は、英国・イタリアと共同開発する次期戦闘機の輸出について、オーストラリアやインドとの交渉を開始しました。この戦闘機は、航空自衛隊のF2や、英国・イタリア軍のユーロファイター・タイフーンの後継機として開発されており、2035年までの配備を目指しています。
交渉の背景と狙い
オーストラリアは、米英との安全保障枠組み「AUKUS」に参加しており、日本との防衛協力を強化する意向を示しています。
インドは、これまでロシア製戦闘機を主に運用していましたが、日英伊の戦闘機を導入することで、対中国・ロシアの防衛戦略を強化する可能性があります。
カナダも候補として浮上しており、英国政府は「日英伊は他国との協力に前向きだ」とコメントしています。
戦闘機輸出のメリット
共通装備の導入により、訓練や機材の購入で協力が密になり、安全保障面での関係が深まる。
製造機数の増加により、1機あたりの製造単価を抑えられる。採算ラインは約500機とされており、輸出によってこの目標を超える計画です。
米国の防衛産業の混乱(ボーイングの開発遅延やロッキード・マーチンのF35生産遅れ)も、日英伊の戦闘機にとって追い風となっています。
この輸出計画が実現すれば、日本の防衛産業にとって大きな転機となりそうですね。あなたはこの動向についてどう思いますか?
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